くらし情報『【ライブレポート】ルサンチマン、無限の伸びしろを感じさせるFEVERでの2ndシングルリリースライブ』

2022年4月5日 18:00

【ライブレポート】ルサンチマン、無限の伸びしろを感じさせるFEVERでの2ndシングルリリースライブ

を演奏した後(彼らは去年の春に高校を卒業したばかり)、「高校のときの思い出ってある?」(北)と話を振られたNAKANOが、「体育祭のリレー選手に選ばれて、他のクラスの陽キャのヤツらをゴボウ抜きにして優勝したんだけど、その後、好きな女の子にみんなの前で告白した」と語り、なぜか微妙な空気に。直後に「いやいやいやいや!」と北が叫び、ニューシングル収録曲の「いやいやいやいや!」からライブは突然、クライマックスに突入。
90年代のオルタナティブ直系のライブアンセム「荻窪」、“バイトがイヤだ”という思いを炸裂させた「ラル」で本編は終了。

【ライブレポート】ルサンチマン、無限の伸びしろを感じさせるFEVERでの2ndシングルリリースライブ


鳴り止まない手拍子に導かれて再びステージに登場した4人。北が「去年の同じ時期に自主企画をここでやったんだけど、あのときより倍くらいの人が来てくれて。本当にいい景色です」と語ると、観客からこの日、いちばん大きな拍手が起きた。
上手くはいかない日々のなかで、それでも笑おうとする“君”への思いを込めた「たとえ下手でも」、《君の生きる理由はなんですかね》《僕の苦労は所詮ゴミなんですかね》というフレーズを刻んだ「ニヒリズム」などを演奏、ライブはエンディングを迎えた。


【ライブレポート】ルサンチマン、無限の伸びしろを感じさせるFEVERでの2ndシングルリリースライブ


ギターロック、オルタナ、ポストロック、マスロック、フォークなどを自在に取り込み、エモーショナルなバンドサウンドに導く音楽性、そして、日々の生活の中で生まれる喜怒哀楽を増幅させながら、最後は解放的な気分に結びつけるパフォーマンス。

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