2024年3月28日 11:30
ホー・ツーニェンの個展が東京都現代美術館で 国内初公開の最新作などから歴史的探求の軌跡を探る
姿を変え続けるトラと人間を介して、シンガポールの支配と被支配の歴史を物語る。
こうした作品の基盤となるプロジェクトが「東南アジアの批評辞典」だ。同展では、東南アジアに関連するAからZのキーワードとイメージが、アルゴリズムで都度組み合わされる映像作品《CDOSEA》(2017年-)を展示する。
《ヴォイス・オブ・ヴォイド―虚無の声》2021年、展示風景 撮影:三嶋一路写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
ホーの新たな展開ともいえる最新作が《時間(タイム)のT》。ホーが引用し、アニメーション化した映像の断片が、アルゴリズムによって時間の様々な側面とスケールを描き出すシークエンスに編成される。
会期中は、ギャラリートークや読書会など関連プログラムの開催も。参加方法や詳細は、美術館のウェブサイトで確認を。
<開催概要>
『ホー・ツーニェンエージェントのA』
会期:2024年4月6日(土)~7月7日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
料金:一般1,500円、大学・65歳以上1,100円、高中600円
展覧会ページ: https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/HoTzuNyen/
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