「ICEx summer concert 2024“TASTING”」ライブレポート「僕たちは8人でいれば大丈夫なんだ」
そんなこだわりも紹介したところで、後半戦へ。
八神はこの夏について「楽しいことがあったり、かけがえのないものになったと思ってて」。「もちろん、来年の夏もみんなで過ごしたいし、秋も春も冬もみんなと過ごしたいな、と気持ちを持っていて。その想いをこの曲で伝えたいな、と思っています」とコールしたのは「Destiny」。「運命」の出会いとこれからの希望を感じさせるようなポジティブな歌詞が、心を明るくさせてくれる。
そんな心を温かくさせてくれる楽曲に続いて、阿久根と志賀が向かい合い、優しく歌声を重ね合うところから始まる「Sunset Blue」。メンバーそれぞれが置かれたベンチや階段などに腰かけ、ラフな雰囲気で歌詞を紡いでいく。
そんな柔らかな空気から一転。
暗転したあと、激しく瞬くライトがステージを煽る。
衣装をチェンジした8人が登場し、ダンスパフォーマンスで見せていく。
激しいダンストラックから「Cyber Groovin’」になだれ込み、会場の熱を上げるが、次の曲……の前にさらにあおっていく。「みなさんいまから盛り上がる準備はできてますか?」とサンプリングパッドを操る竹野。「みんなにクラップをしてもらいます!」