山下達郎「さよなら夏の日」初MV公開、藍にいなが全編アニメーションで制作

『ARTISAN』は1991年にリリースされた山下10作目のオリジナルアルバム。音作りや演奏の殆どを山下達郎一人でこなし、オリジナリティーあふれる自由な音世界を求めた“ARTISAN（職人）”の名にふさわしいアルバムとなっており、「さよなら夏の日」のほかに「アトムの子」「ターナーの汽罐車」「Endless Game」など、ライブでもお馴染みの代表曲も収録されている。

なお「さよなら夏の日」のMVは1991年のアルバム発売時に制作されておらず、MVが制作されるのは今回が初となる。

■藍にいな コメント
「さよなら夏の日」に映像をつける機会を頂けたこと、とても光栄です。このお話を頂いた時、嬉しい反面、既に沢山の方に愛されている楽曲に映像をつけることにプレッシャーもありました。山下達郎さんご本人の思い出の曲であると同時に、楽曲を愛しているすべての人の思い出を背負うこの曲にどう映像をつけるかと考えた時に、少年少女が抱える普遍的なテーマ、「時間」を描こうと決めました。あの頃の時間にはやっぱり不思議な力がある、完成した映像を見ながら改めてそんなことを考えました。楽曲の力をお借りしながら、彼らが抱える時間の危うさや儚さを表現出来たんじゃないかと思います。