
撮影:渡部孝弘
M&Oplaysプロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』が、本日6月3日(土) に本多劇場で初日を迎えた。
本作は、『結びの庭』『家庭内失踪』『少女ミウ』『二度目の夏』など、次々と話題作を発表し高い評価を得てきた、M&Oplaysと岩松了が定期的に行っている人気プロデュース公演。人の気配が消えた年の瀬の銀座。早くに両親を亡くし肩を寄せ合って生きてきた兄弟が、銀座に現れたふたりの若い浮浪者、そしてかつて父親の愛人だった美しい女性と出会う。それぞれのドラマが絡み合い、徐々に打ち解けてゆく“赦し”の物語だ。
主演で物語の主軸となる、両親を亡くしひっそりと暮らす兄妹の妹・イズミ役は黒島結菜、父の愛人に惹かれてゆく兄・アキオ役は井之脇海、銀座の街にいる若い浮浪者・とみ役は青木柚、同じく若い浮浪者・のぼる役は櫻井健人、弁護士・田宮役は岩松が演じる。また、かつて父親の愛人だった女性・葉子役で松雪泰子が出演する。
本作は6月25日(日) まで同所で上演後、6月28日(水) に富山公演、7月1日(土)・2日(日) に大阪公演、7月9日(日) に新潟公演が予定されている。