“最後の浮世絵師”小林清親の未公開作品を公開 『収蔵作品による 小林清親展【増補】-サプリメント-』開催
“最後の浮世絵師”とも呼ばれる、 明治期を代表する浮世絵師・小林清親(こばやしきよちか・1847~1915)の作品を紹介する展覧会が、11月23日(火・祝)より練馬区立美術館で開催される。
明治9年にデビュー。淡く明るい色調と光と影、天候や時間をも表現した、まるで水彩画のような東京名所シリーズは “光線画”と呼ばれ、人々の絶賛を浴びた。以降、戦争画や歴史画、カリカチュア、戯画などを描き続け、浮世絵の有終の美を飾ると共に、明治生まれの若い芸術家たちに大きな影響を与えた。
練馬区立美術館では、2015年4月に清親の没後100年を記念した展覧会「小林清親展文明開化の光と影をみつめて」を開催し、デビューから最晩年まで、版画、肉筆画、スケッチ、遺品等300点で清親の生涯を展観。その展覧会がきっかけとなり、清親の作品や資料、遺品など約300件が同館に寄託されることになった。
同展では、清親の光線画の源泉となったスケッチブックや未公開の下図や肉筆画、清親自らデザインを施した手箱などの遺品、若年期と晩年を伝える写真、写真家・下岡蓮杖が撮影したと伝えられる貴重なガラス湿版といった、未紹介・未公開の貴重な作品、資料を公開。2015年に開催された展覧会のサプリメント(増補)として、新規に収蔵された清親の作品群を紹介する。
《自画像》明治末年頃
《上州榛名神前杈鉾岩》明治20~30年(1887~1897)頃
《アラビアンナイト》制作年不詳
《芥川図手箱》制作年不詳
【開催概要】
『収蔵作品による 小林清親展【増補】-サプリメント-』
会場:練馬区立美術館2階展示室
会期:2021年11月23日(火・祝)~2022年1月30日(日)
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(1月10日は開館)、12月29日(水)~1月3日(月)、1月11日(火)
料金:無料
ホームページ: https://www.neribun.or.jp/museum/
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