くらし情報『アンリ・マティス初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が初来日『マティス展』4月27日より開催』

2023年4月21日 11:30

アンリ・マティス初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が初来日『マティス展』4月27日より開催

各時代を代表する作品が勢揃いすると同時に、フォーヴィスムを予告する初期の傑作《豪奢、静寂、逸楽》が初来日をはたすなど話題性も高い。

絵画のみならず、ドローイング、版画、彫刻、挿絵、装幀、そして晩年に精力的に取り組んだ切り紙絵など、多彩な表現が見られるのも同展の魅力のひとつだ。絵画と彫刻を往還しながら模索した裸婦像など、その造形の実験の軌跡にふれることもできる。

最晩年のロザリオ礼拝堂のプロジェクトで、マティスはそれまで探求してきた多彩な技法を駆使して、光と色と線が融合する空間の創出を試みた。同展では装飾や典礼用の衣装のデザインや資料のほか、同展のために新たに撮り下ろした4Kの高精細映像で、礼拝堂内の光の移ろいを再現する。マティスは、冬の日の午前11時にステンドグラスから差し込む光を愛していたとか。マティスの愛した礼拝堂の光と色を体感できるのも楽しみなところだ。

<開催情報>
『マティス展』

会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)
会場:東京都美術館 企画展示室
時間:9:30~17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室30分前まで)
休館日:月曜(5月1日、7月17日は開館)

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