くらし情報『激動の20世紀を生き抜いた画家・猪熊弦一郎の多岐にわたる活動を展観『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』9月17日より開催』

2022年9月2日 12:00

激動の20世紀を生き抜いた画家・猪熊弦一郎の多岐にわたる活動を展観『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』9月17日より開催

初期の伝統的な具象画から、新制作派協会展で発表したモダンな作品、マティスの助言により新たな展開を見せた滞欧作、ニューヨークで確立した抽象画、ハワイの影響で色彩のコントラストが鮮やかさを増した作品、そして晩年の「顔シリーズ」まで、代表作を多数含み見応えがある。

同展のもうひとつの見どころは、商業デザインやパブリックアートにも焦点をあて、絵画以外の仕事も手厚く紹介すること。雑誌の表紙絵や挿絵、本の装幀、また身近な素材でつくった小さなオブジェ群なども合わせて展示される。

「絵描きには定年がない。死ぬまで未知のものに向かって走り続ける」という言葉通り、生涯現役で仕事を続けた猪熊弦一郎。その多才な画家の全貌に迫る貴重な機会となる。

激動の20世紀を生き抜いた画家・猪熊弦一郎の多岐にわたる活動を展観『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』9月17日より開催

猪熊弦一郎《サクランボ》1939 年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
激動の20世紀を生き抜いた画家・猪熊弦一郎の多岐にわたる活動を展観『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』9月17日より開催
猪熊弦一郎《マドモアゼル M》1940 年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
激動の20世紀を生き抜いた画家・猪熊弦一郎の多岐にわたる活動を展観『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』9月17日より開催

猪熊弦一郎《三人の娘》1954 年 横須賀美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
激動の20世紀を生き抜いた画家・猪熊弦一郎の多岐にわたる活動を展観『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』9月17日より開催

猪熊弦一郎《驚く可き風景(B)》1969 年 東京国立近代美術館蔵 ©The MIMOCA Foundation
【開催概要】
『生誕 120 年 猪熊弦一郎展』
会期:2022年9月17日(土)

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