くらし情報『隅田川流域における江戸時代の生活と文化を紹介『隅田川-江戸時代の都市風景』7月7日より開催』

2023年7月6日 11:30

隅田川流域における江戸時代の生活と文化を紹介『隅田川-江戸時代の都市風景』7月7日より開催

歌川国虎《江戸両国橋夕涼大花火之図》文化~天保頃(1804~1843) 東京都江戸東京博物館蔵


4年ぶりの花火大会の開催が報じられ、話題となった隅田川。江戸時代には、輸送の大動脈であると同時に、名所として深く愛されてきたその隅田川と、当時の都市風景に焦点をあてた展覧会が、7月7日(金)から8月6日(日)まで、千代田区立日比谷図書文化館で開催される。
同展は、大規模改修工事のために休館中の東京都江戸東京博物館が、長年にわたり交流を続けてきたソウル歴史博物館と共同で、2022年に開催して好評を博した国際交流展をコンパクトにまとめたもの。東京都江戸東京博物館の収蔵品を展示の中心とするが、会場となる千代田区の文化財である紀伊国屋三谷家コレクションから、歌川広重(2代)や歌川豊国(3代)の浮世絵の出品もあり、隅田川の魅力をより丁寧に紹介する企画展となっている。
高い建物などがなかった江戸時代には、隅田川の橋の上や舟から見晴らすと、遠景には富士山と筑波山が望め、また近景には川岸の有名な社寺の建造物を眺めることができたとか。広々とした空間に隅田川を描いた絵画や図巻では、そうした風景の美しさとともに、生活により身近な名所も見ることができる。
一方、隅田川周辺の名所を舞台に繰り広げられる季節の風物詩も人気の画題だった。

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