2021年6月17日 18:00
国内外の現代美術作家たちによる大型作品を中心に紹介 世田谷美術館にて『グローバル化時代の現代美術』展開催
7月3日(土)より世田谷美術館にて、普段はあまり目にする機会の少ない同館の大型収蔵作品を中心に紹介する収蔵品展が開催される。
同展は、もともと2020年夏の東京オリンピック/パラリンピックに併せて、国際的なイベントの開催時にふさわしい展示をと“グローバル化時代”をキーワードに企画されたが、新型コロナウイルスの感染拡大で順延。2021年夏に改めて開催されることとなった。
自国を離れて異国でも創作を展開したロバート・ラウシェンバーグ やデイヴィッド・ナッシュ 、ジャン=ミシェル・バスキア、国際的な評価を獲得した日本人作家の榎倉康二や横尾忠則といった、斬新な発想と冒険心に充ちた活動を地球規模で繰り広げてきた現代美術作家たちの大型作品を紹介。現代美術のさまざまな潮流を見てとることができる。
80年代半ばに開館した同館で、同時代に制作された世界各国の大型作品を体感できる貴重な機会となりそうだ。
堂本尚郎≪Cosmos IIII≫1978年
榎倉康二≪無題≫1977年
横尾忠則≪ロスのお土産≫1982年(c)Tadanori Yokoo
【開催概要】
ミュージアム コレクション特別篇『グローバル化時代の現代美術 ―“セタビ”のコレクションで楽しむ世界旅行』
会場:世田谷美術館 1階&2階展示室
会期:7月3日(土)