2023年6月15日 20:00
上白石萌音、古代メキシコ文明に「どこか懐かしさも感じます」 特別展『古代メキシコ』の音声ガイドを担当
大昔の文明の向こうに、人々の暮らしが見え、現代とのつがなりも感じました」と多様な環境から生み出された古代メキシコ文明の奥深さの魅力を語った。
「赤の女王」(マヤ文明)
特に注目されるのが、マヤの王朝美術の傑作「赤の女王」の墓の出土品が、メキシコ本国内とアメリカ以外で初めて公開されることだ。都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされるが、赤い辰砂(しんしゃ)で覆われて埋葬されていたことから、この通称がつけられた。同展では、子孫に関連する遺物も合わせ、200年にわたる王朝一族の物語が浮き彫りにされる。
上白石も「赤の女王には、圧倒された!」と声をあげ、「先ほど学芸員の方が、『この機会を逃すと、日本では見られないかもしれない』とおっしゃっていて、本当に貴重な機会なんだなと思いました」。音声ガイドでは、その赤の女王に“憑依”する瞬間もあるといい「難しかったですが、頑張ったので、ぜひ聞いてほしいです」とアピール。「知らないこともたくさんあって、勉強になることばかりでした。壮大な歴史に触れて、ワクワクしてほしい。ぜひ家族と見に来たいですね。両親も喜ぶと思います」と締めくくった。
「鷲の戦士像」