2023年9月29日 07:00
林遣都×山本耕史×福原充則 鼎談 心地よい“居酒屋のような”稽古場でつくりあげる音楽劇『浅草キッド』
早くお客さんに見せたい気持ちでいっぱいです。
――林さんはずっと福原さんの作品に出演したいと思われていたそうですね。実際に参加してみていかがですか?
林楽しいです。毎日結構長い時間、稽古をやっているんですけど、本当にあっという間に感じます。最初に全キャストとスタッフの皆さんが集まって本の読み合わせをしたときに、福原さんが「いっぱい間違えてください。自分で読んで感じたことや、やろうと思ったことをとにかく自由に出してください」と仰ってくださったのですが、その言葉通りの稽古場だなと思います。そういう時間がすごく楽しいですよね。
――山本さんは稽古についてはいかがですか?
山本僕は序盤に出ないこともあって、まだ僕自身のお芝居の稽古は本格的には始まってないんですけど、タップや歌の稽古を中心にしています。
いや、正直、今のままでももう出来上がっているのでね。この芝居がどういう風になっていくのか、すごく楽しみです。今みたいにわちゃわちゃしている感じもそれはそれでいいけど、福原さんがこれからどんな風に演出するのかなと思いながら見ています。
――製作発表会見では読み合わせの感想を「思った数倍良かった」