くらし情報『旧岩崎邸庭園で『江戸東京リシンク展』本日3月1日から 匠の技×現代アートで伝統産業の新たな魅力を提案』

2024年3月1日 14:05

旧岩崎邸庭園で『江戸東京リシンク展』本日3月1日から 匠の技×現代アートで伝統産業の新たな魅力を提案

江戸うちわは、1本の竹を裂いて仕立てられており、その緻密な手仕事には扇子同様に工芸的な魅力が詰まっている。

■舘鼻則孝 × 江戸刷毛・東京手植ブラシ宇野刷毛ブラシ製作所

旧岩崎邸庭園で『江戸東京リシンク展』本日3月1日から 匠の技×現代アートで伝統産業の新たな魅力を提案


現代では量産を目的として機械化された工程が多い中、手植えにこだわったブラシや刷毛を作り続ける宇野刷毛ブラシ製作所。舘鼻則孝氏とのコラボレーションでは、古くから職人に愛用されてきた「左官ブラシ」を絵画作品の仕上げに転用することで新たな作品が誕生した。画面上で左官ブラシを引くことによって生じる、縞状の痕跡を意匠として活かすことを意図した技法研究がなされ、絵画の世界では筆致と呼ばれる筆遣いとして画面に刻まれている。本作に用いられた左官ブラシには、弾力性のある馬の毛が使われており、最も長いものでは横幅60センチのものも特別に製作された。
■舘鼻則孝 × 江戸組子 建松

旧岩崎邸庭園で『江戸東京リシンク展』本日3月1日から 匠の技×現代アートで伝統産業の新たな魅力を提案


繊細な組子細工を活かした多様なものづくりを得意とする建松とのコラボレーション作品では、組子細工による伝統的な幾何学文様と舘鼻則孝氏がアクリル絵の具で描く雷雲のモチーフがレイヤーとなって表現されている。「桜亀甲」「二重麻の葉」「桔梗亀甲」「雪型亀甲」──上から順に並ぶ文様が表現しているのは「春夏秋冬」。

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