人生はいい方向にしか進まない。唐田えりか&濱口竜介監督が語る『寝ても覚めても』
「自分のことを押し殺したくないし、自分に正直でいたいと思っています。直感で動いた結果、人を傷つけてしまうことが仮にあったとしても、それがあってこその“今”だし、すべてがつながっているわけだから後悔はないだろうし、それを信じてやっていきたいと思います」
濱口監督も「人間はいつも最良だと思った選択しかできないと思う」と語る。「現実認識としては、どれだけ幸福であっても、何が起きるかわからないし、すべてがひっくりかえることはあると思っています。でも昔、大学の先輩に“選んだことがいいことになる”って言われて、まったくそうだなって思ったんですよ。人間はいつも自分なりにその時のすべてを勘定に入れて何かを選ぶわけで、それがどんな結果になろうと、やはりそれが最良の選択なんですよね。だから、自分で選択をする限り常に、待っている結果はあり得る最良のものだと思いますし、それを“希望”と呼ぶのかはわからないですけど、基本的に僕は“人生はいい方向にしか進まない”と思っています」
『寝ても覚めても』
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(C)2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会
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