2024年3月6日 05:00
ウォーリー木下、川﨑皇輝の座長ぶりを絶賛「できないということが今まで一度もない」
と熱く語ったところで、ウォーリーが「演劇の限界を超えようなんておこがましくて言ってないです(笑)」。しかし記者からどういうところが新しいのかという追及を受け、ウォーリーは「全員で物語を語る形式の演劇なので、自分の役を演じるというより、基本みんなが出ずっぱりで『町田くんの世界』という物語を語る。でも見てもらいたいのは物語だけじゃない。生身の役者が肉体と生の言葉を使い、一体どこまでがフィクションでどこまでが俳優のリアルなのか、そんなことを楽しみながら作るミュージカル。でもそれが結局『町田くんの世界』を作り上げていくという、“ぐるぐる回るような仕組み”になっています」と説明をした。
またウォーリーは川﨑の魅力を「第一印象は“地アタマがいい”。どうやったら自分がこの作品に貢献できるかを考えている。現場でみんなが前向きになれるような空間を作るためには厳しいこともあるし、その場で決めなきゃいけないこともたくさんある。
そういう時に皇輝くんは瞬時に決めてやって見せて、しかもできないということが今まで一度もないんです。それは、この作品に向き合うにあたり様々な準備をしてきたからなのだろうなと感銘を受けています」