中井智彦によるオリジナル新作音楽劇『生きるということ 〜The Meaning of Life〜』詳細発表
と「共存」の姿勢が、今もなお戦乱の続くこの世界において、私たちに「生きる」ということの本質を問いかけてくる。作曲は長濱司、振付は樋口と米島史子が務める。
■上野哲也(中村哲医師役)コメント
『荒野に希望の灯をともす』というドキュメンタリー映画で、スクリーンに映る中村哲さんの眼差しを見た時「やっぱりこれでいいんだ」と心の声がしたのを覚えています。互いに信頼しあった中で生まれる心の交流を大切にしている中村哲さんの姿に、とても共感しました。そして、自分もそんな人生を送ろうと映画を観て思っていた時に、この作品の出演のお話をいただきました。いざ自分が演じるとなるとプレッシャーを感じますが、一つひとつのことを本番までやることに集中したいと思っています。演じるにあたっては、等身大を大切にしたいと思っています。今や誰もが認める偉人ですが、ご本人にとってアフガニスタンでの日々は楽しいこともあったかと思いますが、苦しいことの多い日々でもあったと思います。
投げ出したくなるようなことからも逃げずにやり抜くことができた核みたいなものを見つけて、演じることができたら良いなと思っています。
■中井智彦(脚本・演出・出演)