くらし情報『シャマラン映画に“名優”あり! ジョシュ・ハートネットの魅力に迫る』

シャマラン映画に“名優”あり! ジョシュ・ハートネットの魅力に迫る

クーパーは変身するように父と切り裂き魔になったりはしない。優しい父親の顔のまま罠から脱出するために動き、恐ろしい切り裂き魔のまま愛する娘のために売店に向かう。ふたつの顔がひとつの行動の中に同居している。境界線が曖昧で、お父さんなのか凶悪犯なのかパッと見では判断できない。

この複雑な演技をジョシュ・ハートネットは見事に体現している。繊細にして大胆、柔和だけど鋭い表情……彼のキャリアのピークポイントを叩きだす名演技を本作で堪能することができるはずだ。

若手キャストが躍進。シャマランの“抜擢力”

シャマラン映画に“名優”あり! ジョシュ・ハートネットの魅力に迫る


人気俳優、名優が数多く出演する一方、シャマラン映画には、その後の映画界を牽引する若手俳優が出演し、観る者の心を捉えてきた。


ハーレイ・ジョエル・オスメントが『シックス・センス』に出演したのは彼がまだ11歳のとき。大スターのブルース・ウィリスと互角に渡り合った彼は天才子役として話題を集め、その年のオスカー助演男優賞の候補に。『サイン』でメル・ギブソン演じる主人公の娘を演じたアビゲイル・ブレスリンは本作が映画デビュー。公開時はまだ6歳だったが、謎めいた少女ボーを演じて注目を集め、4年後には『リトル・ミス・サンシャイン』の演技でオスカー候補になった。

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