くらし情報『TK from 凛として時雨、音で包み込むように魅了した『yesworld』中野サンプラザ公演レポート』

2021年5月31日 18:00

TK from 凛として時雨、音で包み込むように魅了した『yesworld』中野サンプラザ公演レポート

というMCに続いて、中盤では昨年リリースされたアルバム『彩脳』からの楽曲を披露。ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)とのコラボレーションによる切なくも温かいメロディーが、TKの新たな魅力を感じさせる「インフィクション」の一方、「彩脳 -TK Side-」や「凡脳」はTKらしい切迫感を伴う曲展開に引き込まれ、美しさと狂気を内包するヴァイオリンが曲のドラマ性をさらに高めて行く。

TK from 凛として時雨、音で包み込むように魅了した『yesworld』中野サンプラザ公演レポート


そして、この日最初のハイライトとなったのが、又吉直樹が作詞の監修で参加した「copy light」。ピアノ、ヴァイオリン、ベース、ドラムがTKに寄り添うように徐々に加わっていく展開も印象的だが、この曲は何よりTKの痛切な歌の表情が素晴らしい。また、スケール感のある曲調がホールとの相性の良さを感じさせ、TKの言葉通りの「音に包みこまれている」ような感覚が大きな感動を呼んだ。ラストはピアノの性急なリフレインがヒプノティックな快感を誘う「Shandy」を演奏し、本編を締め括った。


TK from 凛として時雨、音で包み込むように魅了した『yesworld』中野サンプラザ公演レポート


アンコールでは「毎回寿命が縮まる思いでライブをやらせていただいています。みなさんが一瞬でも今日来てよかったと思ってくれることを願いながら、もう少々お付き合いいただいてもいいでしょうか?」

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