2021年5月31日 18:00
TK from 凛として時雨、音で包み込むように魅了した『yesworld』中野サンプラザ公演レポート
写真:岡田貴之
TK from 凛として時雨が、5月19日に全国ツアー『TK from 凛として時雨 TOUR 2021“yesworld”』のファイナル公演を東京・中野サンプラザホールで開催した。
昨年のツアーが新型コロナウィルス感染症の影響で中止となり、久々となる今回のツアーは4月にリリースされた新作『yesworld』のリリースに伴うもので、この日はホール公演らしいスケール感のあるステージによって、集まった大勢のオーディエンスを魅了した。
サポートメンバーのBOBO(ドラム)、吉田一郎不可触世界(ベース)、片木希依(ピアノ / jizue)、佐藤帆乃佳(ヴァイオリン)に続いて、最後にTKがステージに姿を現し、ライブは「unravel」からスタート。ステージ後方に設置された大型スクリーンに映し出される映像と、派手なライティングによる演出の効果も相まって、いきなりクライマックスを迎えたかのようなオープニングから、序盤は「kaleide scope」や「Crazy Tampern」といったアッパーな曲を続け、緩急自在のアンサンブルを場内に響かせる。
「この会場はものすごく好きな会場で、きっと素晴らしい音に包みこまれていると想像しながら、最後まで楽しみたいと思います」