「自分たちの夢がずっと叶っていく対バンツアー」Kroi内田をフィーチャーした新曲も披露したNulbarichを迎えた大阪の饗宴【大阪公演ライブレポート】
をバネに再びファンキーなパーティチューンを連発。「Page」のアウトロのインスト部分でカオスなファンクグルーヴを炸裂させ、笑顔で楽しそうに片手を掲げて身体を揺らすオーディエンスの熱を頂点まで上げていく。
「最高の日になりました。またお会いしましょう」内田のMCの後、本編最後に披露されたのは「a force」。内田と長谷部が互いに向かい合ってギターを熱く鳴らした直後、突如、ギターを掲げて歯で引き出す長谷部。時代や国境を超えたさまざまな音楽の要素を、洗練されたセンスで自在に取り込み、歌い奏でる。そんなZ世代らしいスマートさがKroiの魅力だが、その音楽の根底にあるイナタイほどの音楽魂もまた、彼らの大きな魅力なのだと改めて思い知る。
鳴り止まない拍手とアンコールを求める観客の声に応えて、最初にステージに登場したのは、ヒップホップ世代のファンクビートを鳴らす「Mr. Foundation」で圧倒的なドラムソロを披露した益田。
「今日は地味めの衣装にしようかなって」と語る益田の衣装は、肌が大胆に透けたメッシュのタンクトップ。「いくらだったの?」とステージに登場した内田から尋ねられると、「341円。