2024年2月23日 18:00
a flood of circle、ツーマンファイナルは盟友UNISON SQUARE GARDENと激突【ライブレポート】
をアコギに持ち替えて鳴らし、熱に満ちいつでも活力を与えてくれる「まだ世界は君のもの」へ。「アンドロメダ」も実に輝かしい光を放ってくれた。
照れくささもあるのか、ユニゾンとのできるだけくだらない思い出を、と10数年前に荒木経惟の写真集を互いに男子高校生のようにはしゃぎながら見たエピソードで笑いを誘った後、「オレは死ぬまでUNISON SQUARE GARDENにジェラシーと感謝を抱いていくと思います」とユニゾンに最大級の敬意を払い、奏でたのが新曲「キャンドルソング」だった。バンドに、音楽に、生命の火を燃やし続ける彼らが投影されている心を大きく揺らすビートとコーラスがどこまでも沁みる。3月13日のリリース後、もっと大きな存在感を持つ曲になることは間違いない。
そして、佐々木、アオキ、HISAYOが渡邊と向き合い、力強いドラムが響き渡って始まる重厚感たっぷりなロックチューン「プシケ」をドロップし、今を全力で生きてこそ明日がある、と言わんばかりの「シーガル」は切れ味抜群。アオキも自然とステージ最前でギターを引き倒す。より一体感が高まったところでロックンロールのドライブ感で飲み込む「ミッドナイト・クローラー」