モチベーションは“宝探し感覚”――2021年要注目アーティスト&昨年の音楽シーン振り返り(ヒットの新潮流編)
良い音楽を広げたいと思う感情、良い音楽を使いたいと思う感情。音楽作品によって仲間とネットを通じて繋がれるという“共感システム”が、積極的に新しい作品を“見つけ出したい”という思いへと結びつき、再生回数によって人気が可視化された2020年、多様化したヒット現象の底上げにつながったのではないでしょうか?
そんな新しい時代に活躍し、さらに2021年の躍進を期待したいアーティストを10組紹介していきましょう。
2021年にさらなる活躍が期待できるアーティスト10選
Eve
シンガーソングライター。2021年、最も活躍が楽しみなポップカルチャー最先端を駆け巡る表現者。『週刊少年ジャンプ』連載中『呪術廻戦』(芥見下々・著)原作によるTVアニメ『呪術廻戦』オープニング主題歌「廻廻奇譚」がYouTubeで2,900万再生を突破。米津玄師以降、過渡期であるシーンをひっくり返すのはEveしかいないだろう。
廻廻奇譚 - Eve MV
Reol
シンガーソングライター。すでにネットシーンでの知名度は高かったが、2020年、ReolはYouTubeでのフックアップやLINE CUBE SHIBUYAでの無観客ライブの成功を経てさらなる躍進を果たした。