くらし情報『現代美術を通して、あらゆる感覚や多様な経験を呼び起こす展覧会『感覚の領域 今、「経験する」ということ』が、大阪の国立国際美術館で開催』

2022年1月21日 10:00

現代美術を通して、あらゆる感覚や多様な経験を呼び起こす展覧会『感覚の領域 今、「経験する」ということ』が、大阪の国立国際美術館で開催

とも受け取ることができ、鑑賞者である私たちは、感覚的に楽しんだり、身体を動かしながら感じたり、体験できるようになっている。

美術が「視覚」の可能性の限界を押し広げようとした時代、「美術=視覚芸術(ビジュアルアート)」という捉え方は、すでに過去のものかもしれない。いまの美術、つまり現代美術は、私たちのあらゆる感覚器官を稼働させることによって遭遇する、新しい世界のイメージを開拓する行為である、と言えるだろう。

そう考えるとき同展は、現代美術の多様性の一端を垣間見ることができるだけでなく、混沌とする現代社会の状況や様相、私たちの生き方や私たち自身を反映しているようだ。あなたの感覚を研ぎ澄ませて、感じてほしい。

現代美術を通して、あらゆる感覚や多様な経験を呼び起こす展覧会『感覚の領域 今、「経験する」ということ』が、大阪の国立国際美術館で開催

大岩オスカール《Big Wave (2020)》2020年 作家蔵 (c)Oscar Oiwa Studio
現代美術を通して、あらゆる感覚や多様な経験を呼び起こす展覧会『感覚の領域 今、「経験する」ということ』が、大阪の国立国際美術館で開催

[参考図版]藤原康博《Church on Cloud》2009年 (c)Yasuhiro Fujiwara, Thyssen-Bornemisza Art Contemporary Collection, photo: Kenryu Tanaka, Courtesy of MORI YU GALLERY
現代美術を通して、あらゆる感覚や多様な経験を呼び起こす展覧会『感覚の領域 今、「経験する」ということ』が、大阪の国立国際美術館で開催
[参考図版]今村源《きせい・キノコ―2019》2019年(リボーンアート・フェスティバル 2019 での展示風景)

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