2023年12月1日 12:00
松下優也&有澤樟太郎×長谷川寧、ミュージカル“ジョジョ”は「かなり面白いことになっている」
今回の“ジョジョ”でもきっと、もちろんエンタテインメントとして楽しいけれどそれだけじゃなく、演劇として“寧さんがやる意味”のある “ジョジョ”が創りあげられると思います。寧さんのワークショップはだいたい2~3時間なんですけど、頭も体も声も使って、毎回“全部使い果たした感”と充実感がすごいんですよ。本当にていねいに言葉で教えてくださるし、発見がたくさんあります。
――事前のワークショップがこれだけ充実しているということは、本編の稽古も期待できますね。
長谷川僕はミュージカルの中で、『ウエスト・サイド・ストーリー』がすごく好きなんですよ。フィジカルと演技とが素晴らしく融合されているので。“ジョジョ”も、役者の欲求にそって、どこまでがお芝居なのかダンスなのかアクションなのかわからない、みたいな感じになったら面白いですね。ある意味、しっかり汗をかく泥臭い稽古になると思う。
でもそこがふたりと一緒にやる面白さであり、大変さでもあり、ふたりにとってもちょっと新しい試みになるんじゃないでしょうか。
「めちゃくちゃかっこいい」UKロック風の音楽も注目
――役者さんたちの身体表現への期待が大きいわけですね。