【ライブレポート】即ソールドアウトとなった『“A GREAT FOOL” BIRTHDAY LIVE』で見せたNovel Coreの未来

1MC＋1DJ（KOTA）スタイルで心の歓声を一身に受けながら、「お待たせ！」の一言からライブがスタート。後ろに背負ったLEDの映像はまだ控えめながら、サビでは4本の火柱が立つ特効でLIVEを彩る。

「DOG -freestyle-」のドープでアグレッシブなビート、「WAGAMAMA MONDAIJI」のロックテイストなサウンドと、曲ごとにイメージをさっと塗り替えるようにカラフルなステージが展開されていく。最もシンプルなスタイルでありながら、オーディエンスを様々なストーリーへ誘うことのできる度胸と構成力、そして何より10代の頃より鍛え抜かれたステージングはもっと大きなステージ――それこそアリーナクラスでのライブが想像できるほどの完成度だが、まずはこの川崎CLUB CITTA’のステージから始めなければならなかった。その想いはライブ終盤のMCで明らかになる。

序盤のMCでは、ここに立つまでの想いが語られ、すかさず「WIN」のイントロがかぶる。MCを裏付けるようなリリックをビートに乗せて放っていく。2ヴァース目からはこの人が登場。アルバムの同曲でもフィーチャリングで参加したAK-69だ。