2022年4月12日 20:07
岩田剛典、白石和彌監督と初タッグ「とても光栄」も「怖い数日だった」と告白
白石監督とは初タッグが実現し、「くせの強い役どころをいただき、とても光栄」と回想。ただ、撮影時にはツアーやドラマ出演もこなす多忙ぶりで「(ヘアメイクなどで)顔もほとんど見えていない状態でしたし、怖い数日だった」と告白した。また、狂気迫る阿部の演技に対し、「目に光がまったく宿っていなくて、本当に殺されるなと思った」と振り返り、「今日は白の衣装が似合ってらっしゃる」と笑みを浮かべた。雅也の母・衿子を演じた中山も、「普段はさわやかなコマーシャルに出ているのに、見ている皆さんが困ったりしないかな」と阿部の変ぼうぶりを絶賛した。
コロナ禍でのミニシアターの支援にも関わった白石監督は、「応援してくださる皆さんがジャンル映画を待っていることを知り、そういう要素も入れ込んだ映画になった」と明かし、「サスペンススリラーとして楽しんでいただけると思いますし、『おや?』と思うような会話が、大きな仕掛けになっているので、ぜひセリフも噛みしめてもらえれば」とアピールしていた。完成披露試写会には宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真が顔をそろえた。取材・文・写真=内田涼
『死刑にいたる病』
5月6日(金)全国公開
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