くらし情報『Diverse Theater『物理学者たち』渡辺ミキ&ノゾエ征爾よりコメント到着』

2021年7月19日 12:30

Diverse Theater『物理学者たち』渡辺ミキ&ノゾエ征爾よりコメント到着

世界は、科学と哲学の進歩が相当にバランスを崩していた事を認めざるを得ない所まで来てしまったようだ。

この時代の急激な変化の中で、劇場を、より生きる意味を考え、観客と作り手達が自分の中の哲学と対峙する豊かな時間を提供する場所と考え、今回「ワタナベエンターテインメントDiverse Theater」を立ち上げ、演劇の多様性を追求する為に、様々な文化的相違を持たれるクリエイターとのコラボレーションで存分に掘り下げます。
このプロジェクトのスタートに、その揺るぎのない作品作りでかねてより尊敬する、オフィスコットーネ綿貫凜プロデューサーとの共同創作が叶いました。

綿貫さんからデュレンマットの「物理学者たち」をご紹介頂き、社会の構図の普遍的課題を、ある一日の、精神病院での、一つの物語を2幕の喜劇として提示したその作品性に目を見張りました。
そして、第一回目の東京オリンピックの2年前、1962年初演の作品がぐるっと一周し、再び東京オリンピックを迎える2021年の現代にも、今日的なテーマとなるのも必然と思い、「物理学者たち」の上演を切望しました。もしも今回のオリンピック、パラリンピックが予定された2020年の2年前の2018年から世界がやり直せていたなら、果たしてどんな世の中になっていたのだろう、と考えさせられる戯曲でもあります。

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