ゴドフスキー『ショパンのエチュードによる53の練習曲集』全曲演奏会 イタリアの鬼才リベッタが挑む前代未聞の超絶技巧
まさに前代未聞の体験が目前だ。
◆公演概要
9月23日(月)戸塚区民文化センターさくらプラザホール
「ゴドフスキー『ショパンのエチュードによる53の練習曲集』全曲演奏会
出演:フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
フランチェスコ・リベッタ
1968 年イタリアのレッチェ生まれ。ヴィットリア・デ・ドンノに音楽の手ほどきを受け、パリでジャック・カステレードに作曲や管弦楽法を学びIRCAM (フランス国立音響音楽研究所)にも在籍。チッコリーニには「彼の世代では最も才能豊かなピアニスト」と評された。兵役後、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏会(1993/94年)や、ゴドフスキーの「ショパンのエチュードによる53の練習曲」全曲演奏会で高い評価を得た。これまでにこの作品の全曲演奏は以下で開催している。ナルド(イタリア、1989年……おそらく世界初)、ガラティナ(イタリア、1990年)、ミラノ(1994/5年)、ナポリ(1995年)、フィレンツェ(1995/6年)、ミラノ(2006年)、ブラジリア(2010年)、マイアミ(2018年)。ほかにこの曲集の全曲演奏をしているピアニストとして確認できているのは2人だけで、現時点でリベッタがもっとも多く演奏しているピアニストと言えるだろう。