2023年8月30日 14:15
「チームラボプラネッツ」2027年末まで会期延長 新たな光の作品も公開
(C)チームラボ
開業5周年を迎えた東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」では、新しい光の作品《生命は結晶化した儚い光》が公開されたほか、複数の作品がリニューアル。また、2023年末までの予定だった開催会期を、2027年末まで延長することが決定した。
《生命は結晶化した儚い光》は、来場者が水に入って体験する没入空間にあり、無数の光の塊が空中に浮遊している作品。1つ1つの光の塊は、複数の色で構成されており、それぞれの色の境界は固体のように明確に分かれている。
チームラボ《生命は結晶化した儚い光》(C)チームラボ
光の塊に触れると、見えていた部分は、途切れなく流れ続けているものの一部だと気づく。ひとつひとつの生命を光の塊に投影したこの作品では、生命とは、はじまりもわからない過去から、一度もとぎれることなく流れつづけているエネルギーの連続体の中で、奇跡的に凝固した、儚い光の結晶のような現象であるということを表現している。
さらに、「teamLabアプリ」で自ら選んだ星を投げ込むと、目の前にその光の彫刻が生まれ、それらの群によって作品空間が創られていく参加型作品《The Infinite Crystal Universe》では、今回、新たに5種類の光の彫刻を創れるようになったほか、光の球体が埋め尽くす空間《変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色》など、複数の作品がリニューアルされ、同館のコンセプトである“身体ごと没入”する世界をより存分に体験できるようになった。