クラシックはもちろん、さまざまなジャンルの音楽が登場します。ちょうどトレーラーができたところなのでお見せしましょう!」
といって見せてくれたPCの自作デモ映像には、おなじみのウィーンのこうもりや、聴けば必ず知っている60年代映画のアフリカの子象、あの有名な地球外生命体、宇宙酒場でスウィングするエイリアン・バンド等々、奇想天外、さまざまな“動物”たちがメドレー形式で登場する。
ノア「モダンなバージョンの《動物の謝肉祭》です」
シュテファン「日本公演が世界初演ですよ!」
ティロ「これからクラシック音楽を聴いてくれる子供たちが聴くのにもいいと思いますね。私が書いたストーリーを、ミキ(中谷美紀)が日本語のきれいな言葉でつないでくれます。日本以外の国でも興味を持ってくれているので、さまざまな言葉のバージョンを計画中です」
撮影:千葉秀河
とにかく楽しいフィルハーモニクス。自分たちも楽しくて仕方がないという雰囲気が、話ぶりからも伝わってくる。
シュテファン「ウィーン・フィルもベルリン・フィルも、いつも伝統的なシンフォニーをやっていますが、人生でそれだけをやるのはとても残念なことなのです。