くらし情報『底抜けに楽しい!クラシック界の“切り札”が来日』

2023年12月1日 18:00

底抜けに楽しい!クラシック界の“切り札”が来日

撮影:千葉秀河


12月、「フィルハーモニクス」が帰ってくる。

世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルとベルリン・フィルのトップ・プレーヤーたちによる最高峰のアンサンブル。といっても、こむずかしい“クラシック”とはぜんぜん違う。とにかくめちゃくちゃ楽しい。しかもハイクォリティ。クラシック界の“切り札”と言ってもいいだろう。抱腹絶倒と感動が同居するステージは、「クラシックを聴きたいけれど何から聴けばいい?」というよくある質問への、間違いなく最適解。

ノア・ベンディックス=バルグリー(ヴァイオリン=ベルリン・フィル)、ティロ・フェヒナー(ヴィオラ=ウィーン・フィル)、シュテファン・コンツ(チェロ=ベルリン・フィル)の三人に聞いた。


今回の来日公演の“目玉”が、「フィルハーモニクス」オリジナルの《カーニバル(謝肉祭)》だ。サン=サーンスの《動物の謝肉祭》をベースに、他のさまざまな動物たちも登場する「新版」。そして、ティロ・フェヒナー夫人でもある俳優・中谷美紀が朗読を務めるというのも大きな話題となっている。

ティロ「私たちのレパートリーの中には動物の曲がたくさんあるんです。それを使って私たち自身の《カーニバル》を作ったらどうなるだろうというアイディアから生まれました。

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