くらし情報『精緻な版画技術と革新的な表現が融合した新版画240点を公開『新版画 進化系UKIYO-Eの美』9月14日より開催』

2022年9月13日 12:00

精緻な版画技術と革新的な表現が融合した新版画240点を公開『新版画 進化系UKIYO-Eの美』9月14日より開催

同展のもうひとつの注目点は、明治末期に来日して日本の職人とともに木版画を制作したヘレン・ハイドとバーサ・ラムによる、新版画の先駆ともいうべき作品が約50点紹介されること。さらに、個性的な役者絵を描いた山村耕花や吉川観方、昭和初期のモダンガールを鮮烈にとらえた小早川清など、新版画の多彩な画題の発展の様子も見てとることができる。

同展の出品総数は、約240点。千葉市美術館のコレクションから選りすぐった作品群で、新版画の先駆から成立、そしてさらなる発展へと至る濃密な歴史をたどると同時に、精緻な版画技術と個々の作家の革新的な表現が融合した新版画の精華をじっくりと味わいたい。

精緻な版画技術と革新的な表現が融合した新版画240点を公開『新版画 進化系UKIYO-Eの美』9月14日より開催

橋口五葉 《化粧の女》 大正7年(1918)千葉市美術館蔵
精緻な版画技術と革新的な表現が融合した新版画240点を公開『新版画 進化系UKIYO-Eの美』9月14日より開催

吉田博 《大原海岸》 昭和3年(1928)千葉市美術館蔵
精緻な版画技術と革新的な表現が融合した新版画240点を公開『新版画 進化系UKIYO-Eの美』9月14日より開催
小早川清 《近代時世粧ノ内 一ほろ酔ひ》 昭和5年(1930)千葉市美術館蔵
精緻な版画技術と革新的な表現が融合した新版画240点を公開『新版画 進化系UKIYO-Eの美』9月14日より開催

ヘレン・ハイド 《入浴》 明治38年(1905)千葉市美術館蔵
【開催概要】
『新版画進化系UKIYO-Eの美』
会期:2022年9月14日(水)~11月3日(木・祝)
会場:千葉市美術館
時間:10:00~18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)

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