くらし情報『中村獅童と寺島しのぶが『文七元結物語』で初の夫婦役 歌舞伎座初演出の山田洋次「ピッタリだと思っている」』

2023年9月13日 12:00

中村獅童と寺島しのぶが『文七元結物語』で初の夫婦役 歌舞伎座初演出の山田洋次「ピッタリだと思っている」

歌舞伎座新開場十周年「錦秋十月大歌舞伎」『文七元結物語』製作発表会見より、左から)寺島しのぶ、中村獅童、山田洋次


歌舞伎座新開場十周年「錦秋十月大歌舞伎」にて、上演される『文七元結物語(ぶんしちもっといものがたり)』の製作発表会見が9月11日、都内で行われ、演出を手がける映画監督の山田洋次、出演する中村獅童と寺島しのぶが出席した。

『文七元結』は、幕末から明治にかけて活躍した落語家の三遊亭圓朝が口演した人情噺で、歌舞伎としても、明治35(1902) 年に歌舞伎座で五世尾上菊五郎により初演され、数々の名優が演じてきた人気作だ。

新橋演舞場版の補綴、シネマ歌舞伎版の監督、赤坂ACTシアターと大阪・新歌舞伎座での上演など、これまでも『人情噺文七元結』との縁がある山田氏だが、歌舞伎座公演の演出は今回が初めてのこと。新たな構想により脚本・演出を一新し、「人間の善意について語っている優れたストーリー。(元来ある)精神やテーマさえ握っていれば、現代の感覚で、僕なりの納得のいく人間模様を構築し、表現できるんじゃないかと思った」と本公演における解釈について語った。


中村獅童と寺島しのぶが『文七元結物語』で初の夫婦役 歌舞伎座初演出の山田洋次「ピッタリだと思っている」

山田洋次
左官の長兵衛には獅童、長兵衛の女房・お兼には寺島という同級生タッグを起用。映像作品も含めて、両名が初めて夫婦役を演じることになった。獅童は「20代の頃、しのぶちゃんが『男だったら、歌舞伎がやりたかった』って。

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