くらし情報『「日本を救いたい、その一心だったのでは」。原発事故に直面した総理大臣を演じるうちに小日向文世に芽生えた共感』

2023年6月13日 12:00

「日本を救いたい、その一心だったのでは」。原発事故に直面した総理大臣を演じるうちに小日向文世に芽生えた共感

「相手が喋っているのを遮って怒鳴るシーンが多いので、(原子力安全保安院の院長を演じた)吹越(満)くんが可哀想でね(笑)。でも、僕が怒鳴ったときの周囲の反応がすごくリアルだったんですよ。自由劇場の後輩だった酒向(芳)くんの現場でのたたずまいも良かったですし、改めて演技は自分ひとりではつくれないものだと思いました。丁寧に時間をかけて、人間の葛藤や、人が右往左往している部分を描いている。とても贅沢な現場だったと思います」

「日本を救いたい、その一心だったのでは」。原発事故に直面した総理大臣を演じるうちに小日向文世に芽生えた共感


『THE DAYS』で描かれる人間関係や、そこにある想い、人の想いがすれ違ったり衝突する様は観る者を惹きつけ、同時に驚かせることになるだろう。これは単なるフィクションではなく、ほんの数年前に日本で実際に起こったことだ。

「もしかしたらあのとき、日本は潰れていたかもしれない。そんなことを脚本を読んでひしひしと感じました。
それに福島第一原発の方々が命をかけ、身を削って対応していたことを改めて認識することもできました。この作品はNetflixの作品ですから世界中に日本の俳優がこれだけ頑張っているんだというのを観てもらえますし、福島第一原発で本当に何が起こっていたのかを全8話をかけて観てもらえる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.