妻夫木聡、大人のび太を続投し「出番が多くて、ビビりました」
ベースとなった「おばあちゃんのおもいで」は、妻夫木本人にとって「漫画を読んで初めて泣いた」と振り返るほど思い入れが強く、「試写を見て、久しぶりに泣いてしまった。最近いろんなことがあって、僕自身ホッとしたい気持ちがあったんだと思う」と話していた。
宮本は、高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』以来、7年ぶり2回目となるアニメ声優の挑戦で、のび太のおばあちゃんを演じ「のび太のことが大好きなだけじゃなく、どんなときも丸ごと包んであげる。そういうフワっとした、大きな空気みたいなものをイメージした」と役作りについてコメント。本作に限っては「まだ映画を見ていない」といい、「この映画だけは子どもたちと一緒に映画館で見たい。初日を迎えたら、すぐ駆けつけたい」と声を弾ませた。
八木監督は「前作が童心に帰ってドラえもんたちと過ごした日々を思い出してほしい作品だとすれば、今回は家族のストーリーとして、誰もが共感できる、懐かしくて新しい作品になった」とアピール。脚本も手がけた山崎監督も「前回、『おばあちゃんのおもいで』を脚本に入れることができず、心残りだった。
野比家の向こう側に、自分自身の家族を思い描いて(大切さを)