くらし情報『山田風太郎による小説『八犬伝』実写映画化 役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、磯村勇斗らが出演』

2024年3月15日 07:00

山田風太郎による小説『八犬伝』実写映画化 役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、磯村勇斗らが出演

果たして馬琴にとってどちらが《虚》で、どちらが《実》なのか?
映画館でお楽しみ下さい。

■内野聖陽 コメント
北斎は晩年、多くの物語から触発され絵を描き、そして馬琴は、北斎の絵に触発され、筆を走らせた。ジャンルの違う芸術家同士が、インスピレーションを与え合っていたなんて素晴らしいことです。
馬琴が創作活動で悶え苦しむほど、《虚》の世界の八犬士たちの華やかでケレンのある世界が輝きを増す。それは、まるで『鬼滅の刃』の世界。北斎はそんな馬琴を面白がりながらも一番の理解者として愛情深く見つめ、時には喧嘩も罵り合いもする存在。
そんなふたりの関係は人間らしくて、オモシロく、お互いにとってなくてはならない存在であったことが感じられます。
馬琴が北斎との友情の中で育て上げた『八犬伝』。
家族を抱え、ままならない現実に悶えながらも、華やかで正義感に満ちた作品を描いていく様は本当に見応え十分です!劇場の大きなスクリーンで、この迫力ある世界を楽しんで頂けたらと思います!

■土屋太鳳 コメント
伏姫は、子どもの頃からの憧れの存在。その魅力は語り尽くせないけれど、私が思う一番の魅力は、包容力です。一見“自己犠牲”に見えながら、実は誰よりも能動的に物語を牽引し、守るべきものを守り通す。

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