くらし情報『西洋の紙上に築かれてきた、自然のすがた・かたちを紹介『自然という書物』3月18日より開催』

2023年3月7日 12:00

西洋の紙上に築かれてきた、自然のすがた・かたちを紹介『自然という書物』3月18日より開催

同展は、こうした流れの中で自然がどのように記述・描写されてきたかを、15世紀から19世紀までの書物とその挿画によってたどるものだ。当初は木版画だった挿画は、精緻さを高めるために銅版画に移行し、やがて多色刷りやリトグラフ(石版画)が普及する。こうした挿画の歴史をたどるとともに、顕微鏡の世界から極地に至るまで、自然物の様々なすがた・かたちを目にできることが、同展の大きな魅力だ。

同展ではまた、自然と美術のつながりにも着目する。自然の造形を活かしたデザイン、自然の絵画的な表現、自然を霊感源としたファンタジックな表現など、自然と美術の多彩なつながりの在り方を紐解く試みだ。書物の中に広がる自然の奥深い世界を、ぜひこの機会に堪能したい。

<開催情報>
『自然という書物 15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート』

会期:2023年3月18日(土)〜5月21日(日)※会期中展示替えあり
会場:町田市立国際版画美術館
時間:10:00〜17:00、土日祝は17:30(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般 900円、大高450円
※初日3月18日(土)と開館記念日4月19日(水)は入場無料、シルバーデー(毎月第四水曜)

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