2022年8月3日 19:00
松本清張没後30年、『黒革の手帖』ほか名作テレビドラマ3作品が初配信!
2022年8月4日、サスペンス小説の巨星・松本清張が没後30年を迎える。これを機に松竹がもつ松本清張原作の名作テレビドラマ3作品(『黒革の手帖』『帝銀事件大量殺人 獄中三十二年の死刑囚』『殺人行 おくのほそ道』)のデジタル配信が開始された。
『黒革の手帳』は1982年にテレビ朝日系の「月曜劇場」枠で放送された作品。近年では米倉涼子主演版も記憶に新しいが、最初のテレビドラマ化となったこの82年版では山本陽子が主演。銀行勤務の地味な女性が、大物たちの秘密が書かれた手帳を手にしたことから、野望へ突き進んでいく。
『帝銀事件大量殺人 獄中三十二年の死刑囚』は1980年に「土曜ワイド劇場」枠で放送された単発ドラマ。タイトルどおり、1948年に起こった帝国銀行での大量殺人事件“帝銀事件”を仲谷昇や田中邦衛の出演で映像化した。
『殺人行 おくのほそ道』は1983年正月に「土曜ワイド劇場」枠でスペシャルドラマとして放送された作品。アメリカ帰りの女性(竹下景子)やその男友だち(鹿賀丈史)が、松尾芭蕉ゆかりの地で起こる連続殺人に巻き込まれていく。
いずれも豪華キャスト競演による珠玉のサスペンス大作で、初配信となる。