古今亭佑輔、自作の怪談噺『寝子』で涼を届ける『第9回 ぴあ寄席』レポート
「一席目とは変わって、まったく笑いのない噺ですが、ぜひお付き合いいただければ」と前置いた上で、自作『寝子』を高座にかけた。
『寝子』は、吉原を舞台に、身請けしてもらうはずの大店の若旦那に裏切られた、花魁こはるの恨みと執念を描いた噺。橘さんが会の冒頭で佑輔さんのことを「所作が美しい」と語ったとおり、こはるが登場する場面などでの指先まで神経が行き届いた表現は、儚さとともに怖さを感じさせた。
本編を終えると、ふたり揃ってのトークコーナーに。佑輔さんは、今後も年にひとつは怪談噺を作ると宣言。橘さんは、佑輔さんの高座を称えつつも、ちょっとした面白エピソードを暴露し、会場の笑いを誘った。なお、佑輔さんはこの日披露した『寝子』の前日譚となる怪談噺『女』を創作しており、8月4日(日) らくごカフェで行われる『佑輔、サプライズ特別編 #4』にて二席同時公演する。
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