くらし情報『「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中』

2022年6月27日 18:00

「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中

「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中

荒木経惟〈センチメンタルな旅〉より 1971年東京都写真美術館蔵
「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中

ロバート・フランク《ミシシッピ川、バトン・ルージュ、ルイジアナ》〈アメリカンズ〉より1955年東京都写真美術館蔵
そして、第3章「メメント・モリと幸福」では、死や死にまつわるものごとを徹底的に見つめることを通して、生について想起させる作品を紹介する。藤原新也はアジア各国を旅するなかで、「日本人に決定的に欠けているものは死であり、生の輝きを取り戻すために死が必要である」と考えた。ウジェーヌ・アジェが失われゆくパリの街並みを捉えた作品は、生のはかなさ、無常さを思い起こさせる。ここでは、「死を想う」きっかけとなりうる写真作品を紹介することで、鑑賞者が「生」や「幸福」を捉え直すことをうながしていく。

「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中

藤原新也〈メメント・モリ〉より東京都写真美術館蔵
「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中

藤原新也〈メメント・モリ〉より東京都写真美術館蔵
「死」を思うことで「生」を捉え直す契機に 『メメント・モリと写真』東京都写真美術館にて開催中

左:ウジェーヌ・アジェ《サン・ジェルヴェ=サン・プロテ境界の内部、フランソワ=ミラン通り》1904年中:《ヴォージュ広場》1899年右:《ノートルダム寺院の広場》1904年いずれも東京都写真美術館蔵
中世のペストが大流行した時のように、新型コロナウイルスの大流行や世界情勢により「死」

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