2022年11月24日 18:00
【ライブレポート】想像の遥か上を行く化学反応が起きたWienners×SPARK!!SOUND!!SHOW!!『びりびり!』東京公演レポート
「Justice 4」に入ると、踊る人たちが増え、会場はパーティー感に彩られていく。プログレッシヴ・ハードコアの「Go Anti Go」をやり終えると、「オレらもうるさい曲しかやらない」と宣言。やはりスサシに合わせて、セットリストを攻め攻めの選曲にしたのだろう。それこそが、ツーマンライブの醍醐味である。
アサミサエ(Vo / Key / Sampler)
「恋のバングラビート」では、スサシのタナカがラップで参加して援護射撃。その熱気を「MY LAND」で押し上げると、「BIG BANG」へ。玉屋2060%とアサミサエはハンドマイクでヒップホップ調の楽曲を乗りこなす。また、ここでは∴560∵(Ba/Cho)はギターを弾き、フレキシブルに編成を切り替える手腕も光っていた。
KOZO(Ds)
「ちょっとずつみんなの声が聴けてうれしい。3年ぐらい聴けなかったから。声があるとないでは、ライブハウスは違うね」と玉屋2060%もご満悦の様子だ。「BRAVES」では「そう今日も明日もずっと先の未来を繋ぐ光へいざ行け」の歌詞がステージ背後にあるライブハウス名「渋谷近未来会館」の電飾とリンクし、高揚感を煽られてしまった。