【ライブレポート】NakamuraEmiをゲストに迎えた『佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け” 第二夜』
![『佐々木亮介弾き語り興行 “雷よ静かに轟け” 第二夜』2023年6月24日(土) 浅草フランス座演芸場東洋館 Photo:新保勇樹](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLP_P_PIA%252F2024%252FLP_P_PIA_a2c63d45_4dea_4fa5_98fd_03f47d41e2ad%252FLP_P_PIA_a2c63d45_4dea_4fa5_98fd_03f47d41e2ad_f88a6a77d7906afbd598_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
Photo:新保勇樹
a flood of circle 佐々木亮介(Vo/Gt)による弾き語り興行"雷よ静かに轟け"。昭和26年開業され、映画「浅草キッド」の舞台にもなった『浅草フランス座演芸場東洋館』で行われる同イベントの“第二夜”のゲストは、シンガーソングライターのNakamuraEmi。お互いのリスペクトと対決感がせめぎ合う、豊かで生々しいステージが繰り広げられた。
梅雨の合間の晴れ間も広がったこの日、浅草は国内外の観光客でごった返していた。そんななか、「浅草フランス座演芸場東洋館」に足を運んだ観客のなかには、浴衣姿の女性も。会場内の少し湿った空気、会場のなかに貼られた歴代の芸人たちの写真を含め、独特の風情がたっぷりと感じられた。
最初に登場したのは、NakamuraEmi。ギタリストのカワムラヒロシ(Nakamuraの楽曲のアレンジやトラックメイクなども手掛けている)とともに真っ白な衣装でステージに上がった彼女は、まるで落語家のように正座で挨拶。
自らの半生と〈なりたい自分〉になろうとする姿勢を刻んだ「Rebirth」からライブをスタートさせた。〈私の心の景色をここで叫ぶんだ。