くらし情報『【ライブレポート】フジロックのキックオフイベントに田島貴男(Original Love)&betcover!!登場「フジロックで会いましょう!」』

2024年4月30日 18:00

【ライブレポート】フジロックのキックオフイベントに田島貴男(Original Love)&betcover!!登場「フジロックで会いましょう!」

2本のサイリウムを頭上でクロスさせ「X(エックス)」とつぶやいた柳瀬は、「ランランラララン」と歌い始め、「あいどる」を披露。ノスタルジックな旋律と〈ユメでよかった〉のリフレインが絡み合い、観客はゆったりと身体を揺らす。

【ライブレポート】フジロックのキックオフイベントに田島貴男(Original Love)&betcover!!登場「フジロックで会いましょう!」


さらに直線的なビートのなかで〈今度こそ逃げ延びられるだろうか〉というラインを高らかに響かせる「不滅の国」でフロアの熱気を上げた直後、憂いを帯びたピアノとサックスが共鳴し、雰囲気は一変。そのうえに轟音のギターサウンドが重なり、「卵」へ。静と動、抑制と解放が交互に訪れるサウンド、そして、生々しい身体性と神話的なスケール感を併せ持った歌詞は言うまでもなく、betcover!!でしか体感できない。

最後は獰猛なベースラインからはじまった「炎天の日」。ポエトリーリーディングを交えた歌が映し出すのは場末の恋模様か、真実の愛か。劇伴のようなドラマティックなアレンジ、現代のシャンソンと呼ぶべきボーカル表現も強く心に残った。


【ライブレポート】フジロックのキックオフイベントに田島貴男(Original Love)&betcover!!登場「フジロックで会いましょう!」


Michael(Tangle)のDJタイムを挟み(RCサクセションの「空がまた暗くなる」にグッと来ました。今こそ聴かれるべき名曲)、田島貴男(Original Love)

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