創始130年“新派”史上初オンライン配信決定 「新派な夕べ 劇場で会えなかったあなたのために...」に水谷八重子×波乃久里子×河合雪之丞出演
や、映画版のインパクトが強い横溝正史の『犬神家の一族』(2018年)を新派版としてドラマティックに仕上げ、熱狂的な支持を集めた。
その完成度の高さを受け、今年2月には横溝正史ミステリー第2弾として新派版『八つ墓村』を上演するも、公演中の2月28日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止を余儀なくされ、6月に予定していた大阪公演も中止となった。6月は山田洋次演出の『東京物語』再演も中止となるなど、劇団新派は予定していた全ての公演がなくなったという。
そんな状況下で新たに上演される「新派な夕べ 劇場で会えなかったあなたのために...」と題された本公演は、齋藤が立ち上げた劇団内ユニット「新派の子」企画として、『八つ墓供養』『湯島の春』という齋藤雅文書き下ろし2作品と、齋藤も「今聴ける最高のもの!」と絶賛する、新派珠玉の名作『明治一代女』を朗読劇として上演する豪華三本立て。新旧の新派名作を取り上げ、新派の魅力をとことん味わうことができるラインナップで、新派を堪能できるだけではなく、新派入門編としても楽しめる内容となっている。齋藤、水谷、波乃、河合のコメント全文は以下の通り。
■齋藤雅文コメント
春。