くらし情報『松坂桃李&広瀬すずが向き合った“命のしまい方”「まだ答えが出ないことが、僕の答え」』

2021年5月14日 07:00

松坂桃李&広瀬すずが向き合った“命のしまい方”「まだ答えが出ないことが、僕の答え」

(松坂)

「…私の方がうまかったかなあって(笑)」(広瀬)

「あはは。ちょっと1回見てみたいな」(松坂)

「ウソです(笑)。人前でモノマネをすることってそんなにないので、難しかったけど、楽しかったですね」(広瀬)

松坂桃李&広瀬すずが向き合った“命のしまい方”「まだ答えが出ないことが、僕の答え」


こんなふうに無邪気に笑い合えるのも、今この瞬間を生きているから。本作では多くの人々の死が描かれるが、その死が鮮烈であればあるほど、輝くのは生のまぶしさだ。まだ若いふたりも『いのちの停車場』を通じてさまざまなことを感じ取った。

「自分だったらどういう“命のしまい方”をするかというのはやっぱり考えましたね。家でゆっくり看取られたいなとか思ったりもするんですけど、もし自分が患者本人じゃなくて家族の立場だったらと考えると、また迷ったりして。今もまだ答えが見つからない。
それが、僕がこの映画と出会って辿り着いた答えです」(松坂)

「答えが出ないですよね。私は人との出会い運が異常に強いと思っていて。人に囲まれて人生を送っているのが楽しいなと今は思っているんですけど。たとえ家族や友達がいても、いつかはひとりで死を迎える瞬間が訪れる。そう考えると、やっぱり怖いし。ある意味、そのときになってみて初めて感じる勢いとか、どこか諦めのようなものがないと答えは出せないのかもしれない。

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