2024年1月5日 18:00
ジ・エンプティ、地元福岡でツアーファイナル開催 フロアはシンガロングの嵐【ライブレポート】
をレゲエバージョンで聴かせたり、松田聖子の「赤いスイートピー」をパンクアレンジでカヴァーしたりと、引き出しの多さを存分に見せつけてくれた。最後は今日2度目の「おやすみレイディ」と「テイクミーアウト」をブチかまし、長丁場のワンマンを締め括ってくれた。
大声でシンガロングしたくなる魅惑の楽曲を多く持つジ・エンプティ。今日の凄まじい盛り上がりを体感して、大袈裟ではなく、00年代前半に頭角を現した銀杏BOYZやMONGOL800などのライヴが脳裏をよぎった。音源もいいけれど、ジ・エンプティは現場主義の生粋のライヴバンドである。地元福岡から全国区へ羽ばたくためにも、今日のワンマン公演は大きな通過点になったのではないか。彼らはライヴでとんでもないポテンシャルを発揮する、新世代の青春ロックバンドと言っても過言ではない。これからの成長が本当に楽しみである。
文:荒金良介写真:烈
<公演情報>
ジ・エンプティ「神様からの贈物ツアー 2023」
12月25日(月) 福岡Queblick
セットリスト
01.思い出は甘いままで
02.ラブソング
03.神様からの贈物
04.MY SWEETIE
05.おやすみレイディ
06.さよなら涙
07.あいつの唄
08.ロンリーナイト
09.Sunday morning
10.テイクミーアウト
11.君が
12.バチコイ
13.輝き
14.グッバイ青春
15.空っぽの唄
En1.さよなら涙(レゲエver.)