どぶろっくがツーマンライブを開催「作ってきたネタが一貫して下ネタだというのが、ここへきてロックなものに思えてもらえてる気もする」
ホストという重責のある立場でしたけど、音楽ファンのみなさんが受け入れてくれた感じがして、それはすごく自信になりました。僕らが対バンさせてもらってる人たちはずっと音楽一本で、お客さんの盛り上げ方を追求してきた方たちだから、お客さんもごまかしが効く人たちではない。そういうお客さんに喜んでもらえたのはすごく嬉しかったですね。
江口まず、ツアーのタイトルがチンコって言いたいがために「ガチンコツアー」ってなってるもんだから、対決っぽさを煽ってるんですよね。だから去年はけっこう緊張したんですけど……結果、めちゃめちゃ楽しかった。色々考えたけど、結局どこもそれぞれの見せ方や楽しみ方があるから、あんまりそういうのを気にせず自分らが楽しむのが一番だなって気づいたんです。そうしたらおのずとお客さんたちも楽しんでくれるんだなっていう。
──全力で演奏して歌ってネタを披露する。
つまりライブは、どぶろっくのロック魂をもっとも感じられる場所なのかもしれないですね。
森そうなんですよね。江口は学生時代にバンドでプロを目指していた時期もあったし、僕も昔からずっと音楽が好きだし。ふたりでお笑いをやろうと決めてからも、いつの間にか歌ネタをやることになって今に至るんです。