明治安田J1開幕4戦目で早くも正念場! 川崎Fが引導を渡すか? 浦和の反撃の狼煙か?
2分、相手CBのパスミスをCF知念慶が見逃さずにカット、そのままゴールを奪う。17分にはインサイドハーフ脇坂泰斗のCKをCB山村和也が高い打点のヘッドでフリック、大卒ルーキーの左SB佐々木旭が叩き込んだ。前半は完全に支配した川崎F、後半は鹿島が主導権を握る時間帯が多くなっても慌てず騒がず。全員が高い守備意識をキープ、球際で勝つという開幕2戦の反省を生かした。試合後、山村が「チーム全体として球際のところで負けないことを大事にしようと話した。後半は少し押し込まれる時間が長かったが、集中を切らさずに割り切って守備をすることができたので、そこはすごく良かった」と手応えを口にすれば、プロ初先発初ゴールをマークした佐々木は「アシストかゴールで勝利に貢献したいと思っていたので、ゴールはすごくうれしい。狙ってました」と素直に喜びを表した。2月28日にはメディア対応を実施。
監督と主将はこのように鹿島戦を評価した。
鬼木達監督「自分たちのやるべきことを出せれば勝つか負けるかはわからないが、いいゲームはできる。選手からこのゲームが大事なんだという研ぎ澄まされたものを感じた。やはり大事だったのは追加点のところ。