第37回東京国際映画祭、日本映画は3本がコンペ選出!ラインナップ発表会見で上映作品が明らかに
とアピールしていた。
片山慎三
ラインナップ発表会見には、本映画祭のフェスティバル・ナビゲーターに就任した菊地凛子が出席し、「東京国際映画祭は都市で開催される、ユニークで特別な映画祭。映画を通して会話できるのは、代えがたい宝物のような時間ですし、たくさんのクリエイターとつながることが大事なこと」と抱負をコメント。また、Nippon Cinema Now部門で特集上映が行われる入江悠監督は、「(アジア諸国に比べて)日本映画の製作現場は、貧しくなっている。どう映画を作っていくべきか議論し、発信できれば」と問題提起していた。
菊地凛子
入江悠
オープニング作品は、『孤狼の血』『碁盤斬り』の白石和彌が監督、山田孝之と仲野太賀が主演を務める時代劇アクション『十一人の賊軍』。今年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、審査委員の1人でもあるキアラ・マストロヤンニが出演する『マルチェロ・ミオ』(クリストフ・オノレ監督)がクロージング上映される。
世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画の最新作などを上映するガラ・セレクション部門には、綾瀬はるか主演の『ルート29』(森井勇佑監督)