2023年4月22日 10:00
【彩風咲奈インタビュー】雪組新トップコンビ彩風咲奈・夢白あや、大劇場お披露目公演が開幕!
真っ直ぐ突き進むことで見逃がしてしまった思いとか、忘れていた小さな気持ちとか。演じていてもふと気付かされることがあります」。
『Lilac(ライラック)の夢路』-ドロイゼン家の誇り-(c)宝塚歌劇団
彩風が役作りの参考にしているのは、作・演出・振付を手掛ける謝珠栄。その稽古場での姿が、ハインドリヒの理想像だと話す。「ハインドリヒは、鉄道を作るために、次々と周りを巻き込みながら進んでいく。稽古場では、謝先生がものすごいスピードでお芝居と振付を同時進行しながら情熱を持って次々といろんなことを提示してくださっていて、まさにハインドリヒのよう。役の理想像として、先生のお姿を参考にさせていただいています」。
パリをテーマにした美しいレビュー。109期初舞台生もお披露目!
第2幕は、パリの名所をテーマにしたドラマチックなレビュー作品。「パリと宝塚が融合したような」華やかなステージに仕上がっているという。「全体を通して、宝塚らしいレビューになっていると思います。近年、雪組はダンシングショーのような作品が多かったのですが、今作では、プロローグから大階段を使用していて、男役は黒燕尾にシルクハット、娘役さんはムーランルージュのようなドレスを着て踊ります。